私の父は職人気質で厳しかったが
正直な人でした。
母は静かで控えめで、
涙が出るほど心のきれいな慈母でした。
母は厳しい父をいつもじっと支えていました。
私の正義感の強さは、
職人の父の厳しさと、
慈母のような母の優しさを
同時に受け継いだ結果だろうと思います。
12日は母の日です。
皆様お母様をどうぞ大切になさいますように。
宮崎の母
黒木美千子
正数運の占いに見えた時の
お客様と私の会話。
私「どなたか気になる方が
いらっしゃいますか?」
お客様「最近出会ったばかりなので
生年月日が分かりません。」
私「それではご両親の健康状態でも
見ましょうか?」
お客様「両親の生年月日…
忘れました」
正数運占いは、生年月日が紐解く占いです。
これではわざわざ
お越しになった意味がないのです。
占いに来られる方は、携帯などに
気になる方の生年月日を記憶してから
お越しくださいますように
お願いいたします
宮崎の母
黒木 美千子
52年前、私は月給一万円のホステスでした。
お客様の後押しもあり、何とか自分のお店が出せるところまでこぎ着けた時のこと。
「お店の名前は“慕情”にしようと思います。」
と私が申し上げましたら、お客様から
「“慕情”という言葉は男は用意に口に出せない。
昼間に「今夜○○で会おう」と男でも平気で口にできるような名前にして欲しい。」
との要望で、お店の名前を考え直すことになりました。
当時4.5畳の私のアパートに
たった一つあった
大淀川畔の宮観前水銀柱の写真を一晩見つめていて…
“ガス燈”
という店名に辿り着きました。
夜が明けると
すぐそのお客様に
「ガス燈はどうでしょうか?」
と報告。
「うん、ガス燈はいい、いい。」
と褒めていただき現在に至ります。
その時の写真は
今お店の中に飾ってあります。
ぜひ見にいらしてくださいね。
宮崎の母
黒木美千子
お店で使いますコースターも
はじめはガス燈の絵でございましたが
あるお客様が
「僕がいつも行く福岡のお店のコースター、とてもいいんだ、ママ。今度持って来るね。」
と言って次にお見えになった時
持って見えたのがこのコースターなのです。
子供が2人載っているイラスト。
お客様が子供のことを思い出されて
帰ってしまわれるのではないか…
と思い最初は嫌でしたが、
そのコースターを帰宅して
机の上に飾り、
それを眺めるうちに
心が癒されホッとしたものでした。
すぐにそのコースターを何万枚か作り、
現在に至っております。
あれから52年経ちました。
今でも
「うわー!このコースター可愛いください」
と言われるお客様が
多くいらっしゃいます。
コースター一つにも
お店に流れてきた時を感じる…。
しみじみそう思った今日でございました。
宮崎の母
黒木美千子
私はお客様へ感謝を
込めてお届けするお手紙に、
必ず四つ葉のクローバーを
貼らせて頂いております。
四つ葉のクローバーには、
こんな意味があるんですよ。
1.希望
2.愛情
3.友情
4.信仰
届いたお客様にも、
これから届けるお客様にも、
温かな幸せが訪れますように
宮崎の母
黒木美千子
先日延岡から4人連れで
占いにみえた中のお一人が
とても滑りの良いボールペンを
持ってこられ
「あらっ!このペン書きやすいワー!」
と云ったら、
「どうぞ」
と云ってペンを置いて帰られました。
しばらくして、
またその方からお手紙が参りました。
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先日は占ってくれて
ありがとうございました。
ガス燈に行ってから、今色々な
ことに積極的です
また宮崎に行った際は
遊びに行かせてください
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その中には新しいボールペンが
一本添えられて
「このペンで沢山の方を
幸せにして下さい。」
とありました。
手紙とは、心の響きを伝えるもので
ございますね
宮崎の母
黒木美千子
昨年宮崎で学会があり、
名古屋から眼科のステキな先生が
お越しになられました。
私の正数運占いに興味をしめされ、
何時間か遊んでお帰りでございました。
先日、その方がお誕生日でしたので
お祝いの手紙も差し上げましたら
“心にかけて頂き、嬉しく思います。
私の大好きな奈良のそうめんを送りました。
御笑納下さい”
と嬉しいお便りが返ってまいりました。
彼からの「そうめん」が届くのを、楽しみに
待っている日々でございます。